あれから四年後、俺は護廷十三隊に配属されることが決まった。

十二番隊副隊長―――これが、卒業すらしていない俺に与えられた地位だった。












決定











まずその内定が知らされたとき、俺も皆も驚く以前に信じられなかった。

確かに現時点において十二番隊の副官席は空だ。

しかしだからと言って、学院をまだ卒業すらしていない死神の候補生をその席に据えると言うのは、

当事者である俺から見ても、正気の沙汰とは思えなかった。





「マジかよ・・・」



唖然とする俺。



「卒業したらすぐに副隊長様ってか?」



恋次もからかい口調だが、やはり俺と同じく唖然としている。



「しかし、よりにもよって十二番隊とは・・・

ぜったい十一番隊だと思っていたのだがな。私は。」



ルキアの呟きに、俺もその通りだと思った。

どうせ入るなら、更木隊長率いる好戦的な十一番隊だろうと。



しかし現実は十二番隊だった。

隊長がその局の長も勤めているせいか、護廷十三隊の中で最も技術開発局とかかわりが深い隊。

そう。

副隊長云々の前に、俺には少しも縁のなさそうな隊の一つなのだ。



それでも、俺はただ嬉しかった。

あの方の下で働けると言うことが。

それこそ、彼のためならこの命、投げ捨てることも厭わぬと思えるほどに。





そして俺は学院を卒業し、十二番隊副隊長となった。






















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