俺は 黒崎一護。



現在死神業代行中だ



俺の部屋には現在同居人が2人居る。


一人目は 朽木ルキア 俺はコイツがキッカケで死神になれたんだ

態度はでかいし 喋り方は男みたいなヤツだけど(俺や親しいヤツ?以外には気持ち悪いお嬢様口調で喋る)

俺の命を救ってくれた。俺だけじゃない俺の家族の命もだ。コイツには感謝してもしきれねぇ…

本人に言うつもりはねぇけどな


もう一人は コン コイツはルキアが 浦原の所から間違って買ってきた改造魂魄で

本当は破棄しなければならない所を助けたんだ。

何故か俺には特に偉そうなんだよな…なんでだろ?


この二人が現在俺の部屋に住んでいる。




……そんな俺だが

今、

一人で虚と戦っている しかも巨大虚3体・・・

それじゃ なぜ俺は 一人で巨大虚3体を相手しているのか?

今日は まずそこから 話さなきゃいけない。



そうだろ?
















Noisy holiday















- 今朝(土曜日)。 10;05 a.m. -

      - 黒崎家。 -

     - 一護の部屋。 -


今日はやっとテスト期間が終わり、久しぶりにゆっくり出来る…ハズだった。





「オイ! 一護!」

「なんだよ うるせぇな!久しぶりに休めるんだから静かにしてくれよ!」

コンが大声で名前を呼ぶもんだから少々キツイ言い方になっちまった

「なんだよ じゃねぇっ!お前 虚の気配 感じねぇのか!?」

コンに言われて気配を探ってみる

「へ? うわっ!ホントだ今すぐ倒しに行かねぇと!」 

「でも、どうする?今日は姐サンも居ねぇし…」

そういえば今日、ルキアは井上たちと買い物に行ってたんだっけ…




ルキア以外で魂を抜くことが出来るヤツって言ったら…




「浦原のトコに行ったら良いんじゃねぇか?」

名案だと思って口にすればコンが一瞬複雑な顔をした

「仕方ねぇ…そうするか!」

何が仕方ねぇんだ? ワケわかんねぇ


とにかく 犠牲者が出る前に行かねぇと!

俺はコンを脇に抱えて浦原商店まで走った

















- 浦原商店 -





「…い……いらっしゃいませ…」

俺とコンを出迎えたのはウルル。

「おう!浦原はいるか?」

あいさつは返さねぇとな!親しき仲にも礼儀有りってヤツだ。

「キスケさんは奥です…」

「わかった ありがとな」

そう言って 頭を撫でてやった



「何やってんだ?行くぞ?」

横に目をやるとコンが地団駄を踏んでた ホントに何やってんだ?コイツ

だから声を掛けながら行こうとしたら

呼び止められた。

「待てよ 一護!」

「なんだよ!今は話してるヒマなんてねぇだろ!」

早くしねぇと犠牲者がでるじゃねぇか!

「いいから聞け!浦原に魂抜いてもらうのはオレだ。で、オマエはオレを飲み込んで死神化しろ!」

「なんでそんな面倒くさい事しなきゃいけねぇんだよ!オレの魂抜くだけでいいじゃねぇか!」

「いいからオレの言う通りにしろ!わかったな?」

いつに無く真剣な顔で言われたもんだから(時間もねぇ!) とりあえず言うことを聞いておく事にした。

「…わーったよ」



















- 浦原商店内 浦原の自室 -





「イラッシャイマセv 今日は何の御用で?」

何時もの調子で出てきやがった…

「何って虚の気配感じねぇのか!?」

「アンタ気づかねぇのか?オレでも分かったのに… そんなんでよく隊長になんかなれたな?」

「へ? 虚の気配ですか?確かに感じますね〜こりゃ大物だ」

気付いてなかったのかよ…まぁ俺も人のこと言えねぇけど

色々突っ込みたい事はあるけど、とりあえず

「そこまで分かってるんだったら とっとと俺を死神化しろ!」

「ハイハイvお安いごようですヨンv」

浦原が俺の魂を抜こうとした瞬間にコンと同時に言った

『コイツ(オレ)をぬいぐるみから出してくれ!』

ん?浦原なんでそんな残念そうな顔してんだ?

何かコンの事睨んでねぇか?色々聞きたい事はあるけど

「早くしてくれ時間がねぇ!」

「ハイハイv 分かってますってv 黒崎サンv」

浦原はコンを例の杖で刺して俺に渡した

それを受け取って 俺は死神化した

「じゃぁコン! 行って来るからな!俺の体 見といてくれよ!」

「わかってるって 早く行って来い!」



俺は大地を蹴って虚の所へ向かった











コンは浦原の所に置いて来た。

ルキアが居ない時に体が怪我したら治療できねぇしな

浦原も治療出来るだろうけど…何かヤダ


そんな事を考えながら虚へ向かう





「やっと見えてきたな…それにしても普通の虚よりちょっとでかくねぇか?」

よく見ればでかいだけじゃねぇ 3体もいるじゃねぇか!

どうやって料理しようかな?

まぁ まずは人が居ないトコに誘き寄せねぇとな

「おい!お前ら!こっちへ来いよ!」

そう言いながら人気の無い方へ走る

「確か…あっちに廃病院が有った筈」















「ふぅ ここまで来れば大丈夫だろ」

さすがに巨大虚に捕まらない・見失われない程度に走ったら疲れるな…瞬歩ならすぐなのに


「何を言っている小僧!」

「我等から逃げられると思うなよ!」



こいつら調子に乗りやがって 人の休みを邪魔した罰は受けてもらうぜ?

「ギャーギャーうるせぇ!」

「問1!これは一体何でしょうか?」

そういいながら斬月を卍解状態にする。

「ただの斬魄刀ではないか!そんなもので我等が倒せると思うなよ!」



見た目だけで判断するなんてな

「…馬鹿が…残念だがちょっと違うんだよな

言いながら巨大虚1体を一撃で倒す

「問2!じゃァ何でソレは一撃で死んでるのかな?」

残り2体に笑顔で問う


「卍解状態の斬魄刀…だから?」


まぁそれだけが理由じゃねぇけどな 此奴らなら始解でも殺れる

「一応…正解!」

2体目も瞬殺 残りは1体

「最後の問だ!よく考えろ!」

「どうしてお前は逃げようとしてるのかな?」

あくまで笑顔で問う

まだ罰は終わってねぇんだけど?


「た、助けてください…」


誰が助けるかってんだ

「そうか…」

最後まで笑顔でたった一言

「じゃァ 死ね」

次の瞬間巨大虚は跡形も無く消え去った









残ったのは眉間の皺が普段より5割り増しの一護

「ったく弱いくせに出て来んなっての!」


















□写楽様あとがき



題名の意味は「騒がしい休日」相変わらずヒドイネーミングだ…

ウダウダだよ…何とかしないとな…


何気にかなり強い一護…笑顔で云々の下りはオレの完全に切れたときの状態をそのまま打ちました。

笑顔で近づいて「ドスっ!」っと一発(笑)笑顔で「死にたい?」って言うんスよ♪(殴った後に聞くな) 


休みを邪魔された黒い一護が書きたかっただけっス…ウダウダでスンマセン…(というかオレの夏休みの心境で書いただけ…)


じゃァな!













□華糸コメント



写楽様から頂きました。黒コン小説のついに当たる一護サイドのお話。

何気にキレて卍解してる一護が素敵。笑顔の「死ね」に惚れたよ(笑)

肝心な所では鈍いくせにこういう所ではしっかりバッチリ黒いんだね〜ナイス☆

写楽様、この度はまことにありがとうございましたv












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