----------浦→一
□イザナギとイザナミ

キミが1000のアタシの言葉を信じないというのなら
アタシは1500の愛をキミに囁きましょう





----------?
□独占欲か、思いやりか

消せない傷があるのなら、さらに深く抉りましょう。
真っ赤な血が溢れ出し、キミに新たな痛みを与えるのです。
だから。
その傷のことは忘れてしまいなさい。
キミはただ、新しい傷にだけ痛みを覚えていれば良いのです。





----------浦一
□気づくのに随分時間がかかった

いつの間にか好きになっていたのだけれど、本当は最初から好きだったのかもしれない。

闇に堕ちた身だからこそ、ヒカリはイラつくほどに眩しくて。
そして切ないくらい欲していた。

キミは、その存在自体がヒカリだった。

キミが生まれた瞬間に、ボクはもうキミという存在に惹かれていたんだ。





----------スレ一護
□ボクノセカイ

この世界、鼻で笑ってもいいでしょう?
だってそうしないと自分が皆から笑われてしまうよ。
笑われる前に笑ってしまえ。
哂われる前に哂ってしまえ。





----------浦一
□「好き」という言葉

こんなに近くにいるのにね。
ほら、手が届きそうだ。
指先が触れるよ。
・・・でもね。
たったひとつ。
"それ"だけが届かないんだ。





----------パラレル白黒(スレ)←浦
□ある双子の話

郵便受けを覗いた兄がポツリ。
「あ。またあの男から来てる。」
「どれどれ?」
「ホイ。」
兄から上品な白い封筒を受け取った俺は、躊躇いなくビリビリと封を切った。
「・・・いい加減キッパリ振ったら?」
「何言ってんだよ。こっちが優位に立ってる間は使えるだけ使わねーと。」
手紙を読みつつ言葉を返す。
そんな俺に対し、兄の口から漏れたのはニヤニヤした笑い。
それと。
「うっわー。あくどい。」
そんな楽しそうな音を持った言葉。
「双子の弟に何を言う。」
流し読んだそれをぐしゃりと潰し、俺は笑い返した。





----------浦一
□CHANGE!! 5

「お前のいつもの格好・・・アレは嫌だからな。」
金髪の男がそう言うと、オレンジ色の髪の少年は何処からともなくソレを持ってきた。
濃い茶色のスーツ一式。
「・・・何これ。」
「アタシの仕事着その一っス。」
ぽいっと放り投げられたソレを受け取り、男は「ふーん」と軽く返す。
そうして今度は部屋の隅に投げ捨てられていた男子高校生用の制服を指差し、
「アンタは昨日俺が着てきたやつな。また今度持ってくるから。」
と、少年に告げた。
「りょーかいっス。」





----------浦一
□CHANGE!! 6

「・・・ヒゲ剃っていい?」
そう問うたのは金髪の男。
問われたのはオレンジ色の髪の少年。
「別に構いませんが・・・黒崎サン、やったことあるんスか?」
「・・・ナイです。」
ということで、少年は男のヒゲを剃ることになった。





----------浦一
□CHANGE!! 7

「顔、動かさないでくださいねー」
「ん。」
男の無精ヒゲを少年が器用に剃っていく。
ジョリジョリ・・・ジョリジョリ・・・
「・・・はい。終わりっス。」
「サンキュー」
「鏡見ます?」
「おう。」
「・・・・・・・・・・・・」
鏡を渡され、そうして男が固まった。
「・・・黒崎サン?」
少年が脇からそっと覗き込む。
すると男が一言。
「犯罪だ・・・」
「え?」
「ごめっ・・・ちょっと直視できねぇ。」
「はい?」
鏡から視線を外し、男は口に手を当てた。





----------浦一
□CHANGE!! 8

身支度を済ませた男と少年。
二人並んで鏡に映ってみる。
右に茶色のスーツの男が立ち、左に灰色の制服を着込んだ少年が立つ。
「おー・・・完璧?」
「っスね。」
「・・・で、これからどうする?」
「どうしましょ。」
「・・・」
「・・・外に行ってみます?」
「遊ぶ気満々だな、お前。」
「そりゃァもう。」
「ま、いっか。何かあったら記憶置換で。」
「そうっスね。・・・黒崎サン、制服のままっスか?」
「・・・んじゃ、まずは俺の家へ行くか。」
「コーディネートはお任せしますね。」
「りょーかいっス。」
「・・・アタシの真似?」
「似てねぇか?」
「似てますね。」
そうして二人はクスリと笑った。





----------新米死神浦原×黒崎隊長
□のノ字大作戦

「くーろさーきサーンっvV」
「ぐえっ」
ハート乱舞の台詞と同時に金髪の青年が白い羽織を纏う人物に後ろからガシっと飛びついた。
飛びつかれた人物―――オレンジ色の髪を持った少年は一瞬絞まった首元をさすりながら「ったく」と零し、
眉間に皺を寄せたままくるりと後ろを振り返る。
そして開口一番。
「おいコラ新米。隊長と呼べ。隊長と。」
「えー・・・」
「口を尖らすな。ちっとも可愛くねーから。」
自分よりも目線の高い青年に顔を向けながらそうして少年は溜息をつく。
「浦原?仕事中はきちんと黒崎隊長って呼べって前に言っただろ?公私混同は禁止だ。」
「わかってますって。でも今は誰もいませんし、少しくらいはいいじゃないっスか。」
「ダメ。」
「うぅ・・・」
間をおかず返された答えに青年が呻いた。
さらにはその場にしゃがみ込み、のノ字を書き出す始末。
「今までは一護サンって呼ばせてくれてたのに・・・今のだって名前呼びは控えたんスよぉ?」
ポツリと言われたその言葉に少年は再度溜息を零した。
しかし先程のとは少し違った溜息を。
「・・・あー。・・・うん。わかったから。ホラ、顔上げろよ。」
「・・・・・・誰もいないときくらい名前で呼ばせてくれます?」
「・・・名前、か?」
それはつまり「一護サン」と呼ぶということか?
「ダメなんですかぁ・・・・・・はぁ。」
「わ、わかったから!誰もいないときならっ!」
さらに落ち込み、のノ字を書くペースを上げた青年に少年は慌ててそう言う。
すると青年の周りの暗い雰囲気が一気に明るくなって彼は勢いよく顔を上げた。
「ホントっスか!?ホントのホントに!?」
「ホントのホントだっ!」
「あぁもう!一護サン大好きっvV」
「くっつくなぁ〜ッ!!」
ハメられた。
そう思っても後の祭りで、少年は三度目の溜息を盛大に吐き出した。






















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