交換日記をつけてみた。





黒崎一護観察日記5





9月□日(金) 有沢たつき



・・・・・・・・・・・・何コレ。
絶対本人に知られちゃマズイ内容じゃん。
マハナから渡されてすぐ読み始めてみたけど、速攻で閉じたって。
そうだねぇ・・・このままあたしも一護について語ってみるか。
まずは一護の色気について。
―――確かに増したね。あいつの色気。ムンムン(笑)ってやつじゃないけど・・・
なんだろ?性別関係なく影響してるっぽいね。
織姫とかびみょーに焦ってたかも。
口に出して言ったりしないけど、一護を見るときは何かそわそわしてる。
特に一護が誰かと話してるときとか。
夏休み前はそんな事なかったのになぁ・・・
(千鶴、コレを読んでキレそうになってるアンタが目に浮かぶわ・・・フッ)
それにしても、アイツ“もと”がいいからねぇ。
一護のお母さんって嘘みたいに綺麗な人だったのよ。
しかも一護は父親似じゃなくて母親似。
今はずーっと眉間にしわ寄せて怖そうなイメージだけど、
やっぱそれだけじゃ良さは隠れないというか何と言うか。
それにプラスして今はあの色気でしょ?
千鶴じゃないけど、ヤバいね。まさしく。
そうそう。
みんなも見かけたかも知んないけど、今日、学校から帰る時にさ、
校門の前で一護がスーツ着た人と話してたんだよね。
一護は最近アレだから校門のトコに立ってれば自然とみんなに注目されるし、
しかも一護と話してる人がこりゃまた結構な男前で。
遠目に見てるヤツが結構いたんだよねぇ・・・かく言うあたしもその一人なんだけど。
で、周りにいた違うクラスの生徒に訊いたら、最初その男の人が一人で立ってたんだって。
しかも金髪で結構背の高い人だから(180はあると思う)学校帰りの女子の注目の的だったわけよ。
何人かの勇気ある女子(笑)がその人と話そうと頑張ってたらしいんだけど結果は惨敗で。
それでも入れ替わり立ち代りで女子がチャレンジしてる最中に、一護が登場。
そしたら、それまでずーっと無表情だった男の人がいきなり笑顔になっちゃって、
周りの女子の間をスルリと抜けて一護と話し出したんだってさ。
その男の人って一護の知り合い・・・なんだろうね。
しかも対応の仕方から見ればかなり親しい?
あ、でも、なんか男の人の方は一護のことを「黒崎サン」って呼んでた。
しかも一護もその人のことを「うらはら」(漢字わかんない)って呼んでたんだよね。
・・・・・・たぶん「うらはら」って姓だと思うんだけど。
姓で呼び合ってるってことはそれほど仲が良いってワケじゃないのかねぇ。
でも一護は「さん」付けで呼ばれてんのに自身は呼び捨てだし・・・・・・
そんでさ、しばらく話した後、一護とその人が一護の家とは逆方向に歩き出したのよ。
ん〜・・・・・・やっぱりこれは・・・ただの“親しい”で済まされることか・・・?
一護の雰囲気のこともあるし。
でも親戚かも知れないしなぁ。
ま、本人が良しとしてるなら、あたしはどうでもいいんだけどね。

これくらいで終わっとく。
次は千鶴に戻りま〜す。












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