イールがぶっ壊れました。つーか半壊しました?

「・・・は?」

ウルキオラったら、マヌケ顔〜メズラシー。
ってかグリムジョーとか絶対見たことなさそう。後で自慢してやろ。

「いや・・・お前、何でそんなに明るいんだ。」

えー?オレ明るい?

「そう見える。」

んー・・・そうでもないんだけどなぁ。

「なら如何なんだ。」

・・・・・・・・・・・・。

「ディ・ロイ?」

・・・イール壊されて、オレが喜んでるとでも思う?

「いや・・・」

正直言うとね、腸煮え繰り返ってるよ。
イールに手を出していいのはオレだけなのにサ。よくもやってくれたよね、あの死神。

「・・・その死神はどうした。」

今回は見逃してあげたよ。
何より、まずはイールを助けるほうが先だしね。

「イールフォルトは・・・」

イールは現在オレんとこでお休み中。
切り落とされちゃった左腕も義手付けといたし、もう大丈夫だとは思うよ。
あ。ダイジョーブだって、ウルキオラ。
グリムジョーが帰ってきたらちゃんと見てあげるから。
腕の一本や二本吹き飛んでてもオレが代わりの作ってあげるよ。

「そんなことは心配していない。」

・・・・・・今のグリムジョーに聞かせてやりたかった。

「どういうことだそれは。」

もーウルキオラったら照れないでよ。かわいいなぁ。

「・・・・・・ほぅ?俺がかわいいと?」

・・・!
ご。ごめっ!ちょっと悪ふざけが過ぎました!
冗談だってば!ジョーダン!!
だからその霊圧抑えてーっ!周りが大変なことになるぅうう!!
あああ・・・ギリアン達が。








ウルがグリのことを心配していないのは、ウルがちゃんとグリの強さを認めているからですよ。
曲解すると「俺のグリムジョーが死神ごときに負けるわけ無かろう。」です。

(2006.02.24up)