リヴァイ・アッカーマンはアルファである。
アルファと言うのは人間が持つ男女性とは別のもう一つの性の区分であり、カリスマやリーダーシップを備え社会的に優遇されるアルファ性、『一般的』と言われて人類の大多数を占めるベータ性、男女の差なくアルファの子を産むことができるオメガ性という三種に分けられている。よってアルファであるリヴァイは高校一年生にしてすでに将来が約束されているも同然というわけだ。 また人類のごく一部を占めるアルファとオメガは特殊な関係を持つことができた。 番(つがい)と呼ばれるその関係は、恋人や夫婦よりも強いとされる繋がりで、フリーのアルファとフリーのオメガの間でのみ発生する。オメガは通常、自身の身体から出すフェロモンでアルファやベータを誘引してしまうのだが、番を得た個体はそのたった一人のアルファ以外を引き寄せなくなる。またアルファも番を得れば、フリーのオメガが出すフェロモンに惹かれることなく、番となったオメガにのみ反応するようになる。 更に、番には『運命の番相手』というものがあり、その相手に出会ってしまうとたとえ別の人間と恋人や夫婦であったとしても彼(または彼女)と別れて番相手を取ってしまうのだという。しかしこの地球上に溢れる人間の数を考えれば、運命の相手と出会う可能性は限りなくゼロに近い。所謂おとぎ話のようなものだった。 だが運命の相手と巡り合うことを夢見る者は少なくない。好みの相手が見つかると「あの人は自分の運命の番相手かもしれない」と安易に思ったり、小説や漫画等でそういった題材が取り扱われたりする程度にはありふれている。 (まぁ俺には関係ないが) リヴァイは胸中で独りごちた。 アルファであること。それはつまりオメガと番になる可能性が低くはないということだ。もしかしたらそのオメガがリヴァイの『運命』であるかもしれないと、胸を弾ませることもできる。 ただ生まれてこの方、十五年と少し。種の本能として三ヶ月に一度の発情期に入ったオメガが出す強烈なフェロモンにクラッと来たことはあっても、そのオメガと結ばれたいなどと思ったことは欠片もない。何故ならリヴァイは物心つく前からたった一人の人間にしか興味がなかったからだ。 その相手はオメガでも同じアルファでもなく、人類の大多数を占めるベータ。 リヴァイはつい先程花屋で買い求めた真っ赤な薔薇の花束を持ち、『イェーガー医院』という看板を掲げた小さな建物の中にいた。来客用のスリッパに履き替え、診療時間外のため無人となっている待合室を通り抜けて診察室へ。そして診察室の奥からのみ入ることができる事務室のドアを勢いよく開く。 「エレンッ! 俺と結婚してくれ!!!!!!」 ずいっと差し出された花束の先、机に向かって書き物をしていた四十路過ぎの男性がうんざりとした表情でリヴァイに視線を向ける。そして、 「おととい来やがれ色ボケ高校生」 ばっさりと切って捨てた。 流行の「り」の字も感じられない時代遅れの型の眼鏡の向こうにある金色の目は半眼で、今にも唇を割って重い溜息が出そうである。しかしリヴァイはめげない逃げないへこたれない。受け取ってもらえなかった花束を引っ込めると、幼少期から世話になっている医院なので勝手知ったる何とやら≠ニ花瓶を引っ張り出し、真っ赤な薔薇をそれに活けた。そして玄関先へと置く。赤薔薇が活けられた花瓶の隣には二日前にリヴァイが持ってきた白薔薇の花瓶が先に鎮座しており、小さな医院に似合わぬ華美な雰囲気を漂わせていた。 その二つを一瞥してからリヴァイは机上での作業に戻ってしまった男の元へ近付く。 清潔感はあるがそれしかない黒髪、やぼったい眼鏡の奥で輝きもしない金眼、少し猫背気味の身体は白衣に包まれ、机の下で伸ばされている足には来客用のスリッパ。それこそがリヴァイの想い人エレン・イェーガーを構成する要素であり、近所の小学生が「せんせーダサい」と口を揃えて言う要因であり、そしてリヴァイが惹かれてやまない魅力の一部であった。尚、他人はこれを盲目と言う。 「お前を必ず幸せにする。いや、今が幸せじゃないというわけではないんだが……そう、今以上に! 今以上にエレンを幸せにすると誓う!」 「……あのなぁ」 とうとう溜息を吐き出してエレンが再びリヴァイを見た。金色の双眸が自分を向いたことで、リヴァイは目つきが悪いことで有名な顔をぱぁっと明るくさせる。 「少なくともお前が三日と空けずオレの家にこうして突撃して来なくなれば、オレの幸せ度はちょっとばかり上昇するんだが?」 「それは仕方がない。エレンよ、お前が俺の手を取ればそんな些細な問題とは比較にならないほどの幸福を得ることになるんだぞ。だったら選ぶ手段は一つだけだろう」 「どこから来るんだそのポジティブ……。ああ、アルファだからか」 全てのアルファがポジティブシンキングを常としているわけではないのだが、エレンはやれやれと首を横に振った。「エリートの考えることはオレには分からん」と。 そして年長者として若者にアドバイスを一つ。 「アルファならアルファらしく年の近いオメガとでもイイコトして来いって。こんなオッサンに時間使ってないで青春をエンジョイしろ。それがお前のためになる」 「好きでもないヤツを抱く気にはならねぇよ。それに妊娠させたら厄介だろうが。あと青春は現在進行形でエンジョイしているから気にするな」 「あ? 妊娠? んなもんお前がゴムつけて相手にはピル飲ませときゃいいだろうが」 「……お前を好いている俺が言うのもなんだが、エレンよ、お前かなり爛れた思考の持ち主だな」 「そうか?」 きょとんと眼鏡の奥の瞳を丸くさせてエレンは小首を傾げた。彼の仕草に内心で「かわいい!」を連呼しつつもリヴァイはそれを表に出すことなく、分かってはいたが見た目や職業に反して妙に乱れたエレンの性に対する意識を再確認してしまって眉間に皺を寄せた。しかしそんなところも含めて惚れているのだからどうしようもない。 「とにかく。これも毎度言ってるような気がするが、こんなオッサンに使う金と時間があるならもっと有意義なことに使いなさい」 そう言ってエレンはリヴァイの頭をぽんぽんと叩いた。椅子に座っているエレンよりもリヴァイの目線が低かった頃からされている動作だったが、何年続けてもリヴァイの反応は同じ――顔を真っ赤にして不器用にはにかむ。リヴァイの同級生のとある眼鏡に言わせると「怖いキモいヤバい」とされる表情だったが、エレンもエレンで見慣れたその顔に淡い苦笑を浮かべる。それがまたリヴァイの赤面を悪化させたものの、触れてもらえる歓喜には抗えず、リヴァイはエレンの気が済むまでじっとそこで立ち続ける羽目になった。 「どうしたらエレンは俺のプロポーズを受け入れてくれるんだ……」 「運命の番相手ならまだしも、ベータの人間にそこまで執着するのはある意味すごいね」 私立ローゼ学園高等科一年C組の教室でリヴァイにそう告げたのは、同じクラスのハンジ・ゾエ。彼女もまたアルファであり、オメガからの誘惑の強さはよく理解している。そのため、フェロモンを出すはずのないただのベータにここまでリヴァイが執心している様はそれなりに彼女の好奇心を刺激するようだ。 「相手がオメガだったら話は早かったんだろうけどねぇ。さっさと番になって縛り付ければ完了だ」 「ああ? てめぇ俺にエレンを無理やり犯せっつってんのか」 「そんなこと言ってないでしょうが。それにあなたの大好きなエレン先生はベータじゃないの」 「おう。定期的に病院を一週間も閉めるなんてことはねぇしな。年中、木・日と土曜の午後が休診日だ」 面と向かってベータだと宣言されたわけではないが、エレンにはアルファらしいカリスマ性もなく、医院の運営状況からオメガの特徴である三ヶ月に一度の発情期も見られない。となると、エレン・イェーガーはベータであるとしか考えられないのだ。 「あと、エレンからフェロモンを感じたこともない」 「抑制剤の強さと当人の体質によっては完全にフェロモンを抑えることは可能だろうけどね。ただし発情期は除くけど」 「発情期の強烈なやつか……記憶にある限りはゼロだな。むしろ最近は加齢臭が気になるらしくて消臭剤集めに余念がないらしい」 「……なんでそんなオッサンが好きなのかな、あなたは」 ハンジが頬をヒクつかせながら問う。 「エレンだからだが?」 それ以外の理由はないとリヴァイは胸を張って答えた。おかげで余計にハンジは呆れた顔をし、「これもある意味では運命ってやつなのかもしれないね」と零した。 風紀委員に所属しているリヴァイは放課後の委員会活動を終えて帰路についていた。日暮れ時、空を見上げればすでに紺色が大部分を占めている。学校からの帰り道を少し遠回りするのはリヴァイにとっていつものことであり、本日もまた家の最寄りのバス停で下車すると、そのまま自宅ではなくイェーガー医院がある方へと向かった。 家々の窓から明かりが漏れ出ている道を進む。バス停から医院までの近道であるそこは街灯が少なく、女性であれば一人歩きを躊躇うだろう。しかしリヴァイはそこそこ腕に覚えのある男子高校生だ。多少暗かろうが人通りが無かろうが頓着しない。 「……ん?」 イェーガー医院の明かりが見えてきた頃、リヴァイは足を止めた。 医院の正面玄関ではなく裏口のドアが開いている。室内の照明で逆光になっているため顔の判別は難しいが、おそらくドアの所に立っているのはエレンだろう。それは構わないのだが、仁王立ちするエレンの前に別の誰かがいた。 「何してんだあの野郎」 男かどうかは分からないがひとまず『野郎』と決めつけてリヴァイは止めていた足を再び動かし始める。普通の徒歩が早歩き、そして全力ダッシュになるまでそう時間はかからなかった。 だがリヴァイが辿り着くより早く戸口の前にいる誰かがエレンを室内へと押し倒した。 「――ッ!!!!」 カッと頭が沸騰する。リヴァイは過去最高の速度を叩き出すと、すぐさま医院の裏口へ駆け込んだ。 「エレンッ!」 ――ダンッ 「おいゴミクズ。誰の許しを得てオレに触った?」 リヴァイの必死な声と激しい打撃音、それからエレンの冷たい声はほぼ同時に発せられた。 「……あ?」 入室したリヴァイが目にしたのは、煌々と明かりがついた室内で見知らぬ男の背を踏みつけているエレンの姿。診療時間を終えたため、いつもの白衣は着ていない。押し倒された――はずなのだが、現状を見る限りどうやらキッチリやり返したらしい――際に飛んでしまった眼鏡は壁際に落ちており、レンズ越しでない瞳は苛立ちと蔑みを含んだ鋭い視線を男に向けている。その目のまま呼び声に応じてこちらを見た彼にリヴァイは一瞬ひるんでしまった。 「エッ、レ……」 「リヴァイか。とりあえずドア閉めろ。声が漏れたら近所迷惑になる」 「あ、ああ」 こくこくと頷いてリヴァイは言われた通りに裏口のドアを閉める。直後、エレンが足に力を入れたのか、男からカエルが潰れるような声がした。 改めて見てみると、男は身なりの良い人間だった。年齢はエレンと同じくらい。オーダーメイドと思しきスーツに身を包み、時計も鞄も靴も一級品だ。顔立ちも整っており、ビジネス街を颯爽と歩いていれば、誰もが彼をアルファだと判断しただろう。残念ながら今は蔑みの目を向ける町医者にぐりぐりと踏みつけられているけれども。 「何者だよ、こいつ」 エレンの優位を悟ったリヴァイは頭に上った血もすっかり引いており、いつも通りの調子で尋ねる。するとエレンはあっさりとした声で、 「暴漢」 「ち、違う! 俺はエレンの恋人で」 「お前が? 笑わせんな」 自称恋人である暴漢の台詞を遮ってエレンはニヤリと笑った。 「精々てめぇはオレの性奴隷だろうが、アルファ君よぉ」 「………………あの。待ってくれ、エレン。意味が分からない」 リヴァイは呻く。 エレンの恋人を自称するのは腹立たしいがまだ理解できる。何故ならエレンはとても魅力的な人間だからだ。恋人になりたいと思うのは致し方ない。しかしエレンの台詞の意味が分からなかった。 暴漢がアルファであることは無事確定したが、問題はその前に告げられた言葉。 「お前が他人を……せっ、せせせ性奴隷……に、していた?」 「どもり過ぎだって。意味も何もその言葉の通りだぞ、リヴァイ」 と言いつつ、エレンが足元のアルファをぎゅむっと更に強く踏みつけた。エレンの言葉に異論を唱えようとしていた男は人間の言語の代わりに再びカエルの鳴き真似をする羽目になる。若千気持ち良さそうにし始めたのが気持ち悪い。 「な、なんで、そんなことに?」 「んー言ってもいいけど、医院(うち)の評判のこともあるから他言しねぇな?」 「ああ。しない」 「じゃあ教えてやる」 相手が起き上がれない絶妙なポイントを思い切り圧迫したままエレンは告げた。 「オレ、オメガにしては発情期に入っても比較的理性が保たれてるタイプでさ」 「え?」 「あ?」 説明の序盤から引っかかったリヴァイにエレンの方が目を丸くする。「知らなかったのか?」と言われて素直に頷けば、エレンは「そういや自己申告したことねぇかも」と気まずそうに頭を掻いた。 「てっきりお前はベータかと」 「まぁフェロモン出てねぇしなぁ。その辺も踏まえて説明してやるから、とりあえず全部聞け」 「分かった」 リヴァイが返事をすると、エレンは再び語りだした。 要約するとこうだ。 エレンはオメガであるものの、元々発情期に入っても比較的理性が保たれる珍しいタイプであった。しかし発散しなければいけないものはいけないので、若い頃はオメガの特性を利用してアルファを食いまくっていたらしい。エレンに踏み潰されている男もそんな相手の一人だ。(この時点でリヴァイが一瞬エレンの尻に視線をやってしまったのだが、エレンは不快そうな顔をするどころか「確かに使用済みだ。でもなリヴァイ、知ってるか。オメガでも男なら突っ込む物がついてるし、アルファにだって男だろうが女だろうが『穴』はある」と、とても意味深な言葉を吐き出してくれた。真相は追及しないこととする。) ちょっとエレンが誘うだけで馬鹿になるアルファ達。エレンの相手をしたくてたまらない彼らは、まさにエレンを女王とした下僕のようだったと本人の口から語られた。 普段は偉そうにふんぞり返っているアルファ達をオメガである自分がオモチャにするという快感を覚えたため、若かりし頃のエレンはフェロモン誘引剤と抑制剤を乱用した。その結果、副作用により二十代前半でオメガとしてのフェロモンがほぼ消失してしまったのだ。尚、リヴァイが出会ったのはこのフェロモンが枯れた後のエレンである。 「ちなみにお前とオレ、世間でいう所の『運命の番相手』だから。フェロモンの調節機構が壊れたオレ相手じゃアルファであるお前は感知できてないだろうけど、映画や漫画で描かれてる通り本当にピンときたぜ」 「……」 リヴァイはそろそろエレンからの度重なる爆弾発言に口から魂が出て行きそうな心地だった。喜ばしいことは喜ばしいのだが、喜ぶ前に驚愕が勝る。 エレンの衝撃の告白にまたもや足元のアルファが何かを言い出そうとしたが、カエルの悲鳴の再々来により意味をなさない。 「こんな名実共に枯れたオッサンでごめんなー。だからまぁオレじゃなくて、ちゃんとお前に似合う良い子探せよ? でも運命の番相手ってすげぇのな。赤ん坊だったリヴァイがオレのほとんど枯れたフェロモンさえ感知して反応するんだから。その後すぐ軽い抑制剤で完璧に抑え始めたから、もうお前のアルファとしての本能が反応することはねぇと思うけど。それなのにお前がオレを好きだって言い続けてんのは不可思議ではあるんだがな」 何はともあれそういうわけなので問題無し、と言いたげにエレンは話を締め括った。 決して短くはなかったエレンの話を頭の中で整理し、「確かに問題はないな」とリヴァイは思う。 そう問題はない。伴侶としてエレンではなく別の人間を選べと言われたような気もするが、その辺は自動的に耳がシャットアウトしてくれていた。 驚愕を飛び越えて内容をきちんと理解したならば、あとはもう喜びしかない。リヴァイはほんのりと頬を紅潮させる。 「つまり俺はフェロモンの有無に関係なくエレン・イェーガーという人間に惹かれた唯一のアルファということか。しかも『運命の番相手』でもある。エレン、やっぱり俺達は結ばれるべき二人なんだ。結婚しよう」 そう言ってリヴァイは名も知らぬアルファをぎゅりっと踏みつけ、エレンの手を握り締めた。指先へのキスまでがセットである。 「お前、オレの話ちゃんと聞いてたか? これでどうしてまだオレのことを好きでいられるんだ」 片手をリヴァイの好きにさせたままエレンが呻く。 リヴァイはふっと口元に弧を描いてその問いに答えた。 「お前を愛することに理由が必要か? 今も昔も俺にはお前しか見えていない。その事実が全てだ」 キスし終えた手に指を絡めてリヴァイはエレンの耳元に唇を寄せる。そして今まで一度も使ったことのないとっておきの声音で囁いた。 「お前が欲しい。だからお前も俺を欲してくれないか」 「〜〜ッ!?」 言葉にならない声を発したのはエレン。 金色の目は大きく見開かれ、顔が真っ赤に染まっている。 そんなエレンを横目で確認してリヴァイは最後の一押しを放った。 「エレン、愛してるぞ」 【おまけ】 「最近エレンからいい匂いがする」 「運命の人から本気の告白でトキメキを取り戻した身体が薬で壊れてたフェロモンの調節機構を回復させ始めたのかもしれないねおめでとう」 身体をくねらせながら(非常に気持ち悪い)だらしない顔で報告してくるクラスメイトにハンジ・ゾエはノンブレスで答えた。なお、眼鏡の奥の目は死んでいる。 口から出まかせだが、リヴァイにとっては最高の回答だったようで、「そうか。そうか!」と大変嬉しそうだ。 ハンジは濁った眼を窓の外に向ける。 独り身のアルファの心情など慮ることなく、空は綺麗な快晴だ。 「私も早く運命の人を見つけたい」 ――そして気持ちの悪い知人のことなど気にせずに済むようにしたい。 こうして『運命の番相手』に対する憧れは間違った方向で、とある一人のアルファの中に芽生えたのだった。 俺の運命はベータ(仮)です
2014.10.27 pixivにて初出 ツイッターでのタグ「#フォロワーさんの好きな要素を詰め込んだエレンを書く」にて頂戴した要素を全て詰め込みました。 お相手してくださった皆様、ありがとうございました^^ |